2018年09月06日

冷暖房、特に暖房を考える

8/25にエアコンの取付や、温水コンセントの位置などの打ち合わせを行い、その時に「そろそろ冷暖房の方針を決めないかんなぁ」、と思っておりました。
なので考えてみます。

まず冷房。これは比較的簡単です。冷房するツールはエアコンなので、エアコンを付けるか付けないかという判断になります。
うちの土地は標高900m。周囲は比較的人家が少なく、森林が多いので、やっぱり涼しいです。見晴らしの良い土地のせいか風が常に流れているような場所でもあります。
今年の夏は猛暑で、伊那も例外ではなかったのですが、日陰にいる限り「暑くて過ごせない」ということはありませんでした。(日向は全く暑くてダメでしたが・・。)

なので窓を開けて家の中にいる限り暑くて耐えられないと言うことは無さそうです。なので冷房用としてのエアコンは不要と判断しました。

次に暖房。伊那の冬の厳しさはしっかり体感したので、こちらはしっかり押さえたい。
暖房には色々な機器があります。
・エアコン
・電気ファンヒーター
・ガスファンヒーター
・灯油ファンヒーター
・薪ストーブ
・床暖房
・温水パネルヒーター
・温水ルームヒーター
etc.

この中で、導入すると決めているのは。薪ストーブとトイレと洗面の温水パネルヒーター。
設計的に入れられるようにしてあるのは、エアコン(設置位置と配管経路の確保)、温水ルームヒーター(温水配管敷設)。

入れないと決めているのは床暖房(高い)と灯油ファンヒーター(灯油買いに行くのが面倒、空気汚れる)。
主暖房としての温水パネルヒーター(基本は止められないので行き来する生活とは相性悪い。設備高い)

あまり入れたくないのはガスファンヒーター(空気汚れる)

付け足しで使うのは仕事場デスクの足下に小さな電気ファンヒーター(足先冷え性なので今でも使ってる)

この中でとりあえず主暖房として選んだのは・・・薪ストーブです。導入までの経緯も有り、色々遊べそう。

では補助暖房は何にするか。また事務所は薪ストーブの輻射熱が届かないので、こちらにも暖房が必要です。
トイレと洗面は温水パネルヒーターがあるので良しとする。

トイレと洗面に温水パネルヒーターを使うのならば補助暖房は温水ルームヒーターとしたい。
配管は敷設されるので。

現在はこんな流れです。

ここで一つ大きな問題というか、わがままが浮上。

行ったり来たりの生活になりそうなので、暖房のつけっぱなしは無い。でも伊那に着いた時は暖かい家に入りたい。
京都でスイッチオン。伊那に着いた頃はあったか。
これは薪ストーブでは無理。

温水ルームヒーターは?
最近リンナイではスマートフォンで給湯・暖房リモコンを外部から操作できる「どこでもリンナイアプリ」をリリースしています。https://www.rinnai.co.jp/releases/2017/0921/
これは期待できるかも。でも床暖房のことは書いてありますが、ルームヒーターに関しては触れられていません。

ということでリンナイに問い合わせてみると、「アプリからできるルームヒーターの操作はオフだけです。」つまり石油ファンヒーターなどから出る温風より低温の風しか出ないから比較的安全といえども、それでも60度程度有り、うっかりONをして、そこで赤ちゃんが寝ているようなことがあれば危険。ということらしい。う~~む。ダメか・・。

エアコンはと言うと最近はIoTの流れの中で、スマート家電としてネットから操作できるようになってきました。なのでエアコンならば、「京都でON、伊那で暖か」というわがままをかなえられそう。でも伊那の気温から言って、通常のエアコンではダメで、寒冷地用のエアコンでなければ霜取りで頻繁に運転が止まるのは目に見えている・・。三菱のズバ暖、ダイキンのスゴ暖など。少し特殊だから値段も高い~。

冷房は不必要なのに、暖房でのわがままのためにエアコンにそんな大金を投資をするのか・・。

そんな時にTVで流れ始めたのが「OK Google エアコン消して」とか言ってる「Googleアシスタント」のコマーシャル。
どういう仕組みかと調べてみると、Googleアシスタント対応のエアコンだけではなく、普通のエアコンでも使えるらしい。普通のエアコンの場合は別途スマートリモコンなるものを使うようです。スマートリモコンとは、Googleアシスタント搭載機器(スマホ・Google Home)から、エアコンなどの「赤外線」家電を操作するためのアダプターみたいな機器です。
つまり昔からある赤外線学習リモコンの一種です。違うのはネットと繋がること。

さらに調べてみると、スマホからネットワークで赤外線操作できるスマートリモコンは結構種類があって、「OK Google」とか叫ばなくても、普通にスマホからだけで操作できそうです。

要するに、「どこでもリンナイアプリ」で対応していなくても、赤外線リモコンで操作できるルームヒーターがあれば、ネットワーク越しにルームヒーターを操作できる可能性があると言うことです。
もちろん自己責任で。
そしてリモコン付きのルームヒーターもありました。リンナイのRFM-Y60EBです。

実際は試してみなければ分かりませんが、可能性は広がりました。

以上より現時点では、エアコンは入れず、補助暖房はやっぱり温水ルームヒーターとしましょう。
「OK Google」とは叫ばないと思いますが・・。

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Posted by ぶっち at 21:00│Comments(0)家の設計
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